11月18日（木）、19日（金）に行われた

晩秋の天龍峡を彩る”和”の饗宴に参加して楽しい一日を過ごしてきました

天龍ライン下りの舟で龍角峯の脇の岩のそばまで移動します

力強い船頭さんの櫓のさばき

森田梅泉さんの奏でる横笛にお出迎えされて、舟は係留

静かな峡谷に笛の音と時々かがり火のパチパチと弾ける音が聞こえてきて、不思議な世界へと導かれました

お香のかおりも微かにしてくるかがり火の煙の中で和全さんの書とイラストのパフォーマンス

梅泉さんの笛の音と呼応するように、不安定な舟の上でしたが筆が躍動しました

和全さんの書とイラストの完成です

書は「天奏」、イラストはもちろん龍

その後、ライン下りの舟は唐笠港まで下りました

天竜川の両岸の雑木林の中に所々のモミジの紅葉が際立つ晩秋

ライン下りから戻ると12：00、ほどよくお腹も空いて龍峡亭でお昼

ご当地の珍品「蜂の子ご飯」もありました

食事の後は「和遊楽」

美しい芸者衆による花柳流の日舞

伊那おどり、島の千歳、飯田古意めいぶつ唄の披露

舞台・テレビなどで活躍中の若手邦楽家による演奏

謡いも三味線などの音色にまけない張りのある声で聞き惚れました

楽器の説明も分かりやすく、日頃はなじみのない和楽器を知ることができました(^^♪

笛に書、邦楽と日舞

櫓で漕ぐ舟下りの旅と和食のお昼ご飯

日本の伝統文化をギュッと凝縮して楽しめた秋のよき一日でした

（c hara）