田尻稲荷伏見稲荷神社のお祭りが行われました。
2020年11月22日四季桜が見頃です。
2020年11月27日4日ほど続いた雨で天龍峡の紅葉は先週末に絨毯へと変身いたしました🍂
木々も淋しくなった11月21日(土)、地元の方から「小正月飾り」が届いて飾り付けもしていただきました。
毎年、ありがとうございます
お正月を飛び越えて小正月気分の観光案内所です
小正月飾り
案内所のある天龍峡百年再生館、天龍峡大橋開通を祝う横幕のもとに飾り付けていただきました。
天龍峡の文字の下、ジャスト三――ートですね
このお飾りは本来は農家の玄関脇の部屋や脇座敷などに飾られます。
また餅花を小正月の松飾りに添えて玄関前に飾られるお家もあります。
天龍峡の玄関、ということで観光案内所に
この小正月飾りは名前のとおりに小正月に飾る豊作を祝うものです。
が、川路地区では前倒しして行われます。
子供たちに伝統行事を伝承しようと地域住民が集まって、まだ暖かいこの時期に毎年行っています。
繭玉かざりは養蚕が順調にいって良い繭がたくさん取れるようにとの願いです。
「びんか」と呼ばれる木に米粉で作った繭玉を作って飾ります。
餅花かざりはお米の豊作を祈ったお飾り。
お餅を搗いて薄くのし、小さなサイコロに切り分けます。
それを、竹の枝に挿して稲穂を作ります。
この竹は、竹の葉を落としてお餅が刺さりやすいように枝先を切るという手間のかかる準備があります。
稲作も就業者が減ってきている昨今、養蚕は飯田下伊那でも携わっておられる農家は3件ほどとなっているようです。
食への感謝と豊作への祈りが込められたこの伝統行事を絶やさずにと願っています。
(c hara)